スキポール空港からオランダ鉄道に乗る

出発は1時間半以上遅れたのに、到着はほぼ定刻通り！

たしかに搭乗から離陸までは爆速だったが、飛行ルートは近道ってわけにいかないと思う。どんな技を使ったんだろう・・・。

時々座席前のモニターで現在の位置を確認していたのだが、大阪の関空を出発した後はいったん北東に向かい、ぐるっとロシアを回り込むようにして北極海の上を通ってヨーロッパに抜けるという飛行ルートだったらしい。だいぶ遠回りだ。

なんにしても14時間の予定だった退屈で苦痛なフライトが少しでも短くなったのはラッキーだった。

7年ぶりのオランダ。

だいぶ時代も変わったし入国審査は自動ゲートで行けると思いきや、日本人は対象外だった。有人ゲートは長蛇の列だったため、ためしにガラ空きの自動ゲートに行ってみたが機械に拒否されてしまった(笑)。

しばらく並んで有人ゲートを通過し受託手荷物を受け取って自動ドアを出た。

すごく元気そう。一年ぶりの再会である。こんなに長い間わが子に会わなかったのは初めて。

一年前と体型は変わっていない。でもなんかちょっと様子が違う。ほとんど化粧っ気もなくメガネをかけ、クリップでラフに髪をまとめ、ジーンズに薄手のダウンジャケットを羽織ったその出で立ちは、完全に周りのオランダ人たちと同化していた。

さて、オランダのスキポール空港はヨーロッパでも3番目に大きい空港で、利便性も高い。空港を出るとそこはそのまま駅の構内になっていて、すぐに各地へと出発することができるし、いろんなお店もあって何も不自由することはない。

オランダではおなじみのスーパー、アルバートハインも当然のようにあって、そこでパンとフルーツを買うスッフィー。

ところどころにニョキっと生えてるコレ。便利なことに今はタッチ決済可能なクレカがあればオランダ国内どこへでも行けるようになった。

ちなみに私はごくスタンダードなイオンカードを利用した。
バスも電車もトラムもメトロもこれ1枚でOK。
日本だと交通系ICが一般的だと思うけど、観光客が利用するにはまずカードを作るためのデポジットが必要になってくるし、その点オランダは便利ですごく進んでいる。
もちろんこれまで通りGVB ride ticket なども販売されていて、観光で乗り降りが多い人は利用するとお得だと思う。

オランダ鉄道（NS）に乗りこんだ。

カジュアルに食べ始めるスッフィー。日本じゃ電車の中（新幹線や特急、田舎の対面座席になってる電車以外）での飲食ははばかられるけど、その上驚くことに、オランダの電車内では各席にゴミ箱があるのが普通らしい。
すっごい便利だけど、お掃除する人が大変そう～。