とんがり耳か、まぁるい耳か

(一部、腰抜けっぷりを発揮したが)ブルーナの世界を堪能した私たちは、多少の後ろ髪をひかれつつユトレヒトを後にした。

ユトレヒトはすばらしい街だった。人々の歴史と文化を感じさせる場所だった。そして、ミッフィーもといナインチェはこの街の人々と共にあった。

ヨッフィー

もっと時間があったらドム塔に上ってみたかったし、オルゴール博物館とかにも行ってみたかったなぁ。

スッフィー

またいつの日か来れるといいね。

私たちは再びオランダ鉄道に乗り、アムステルダムへと向かっていた。

スッフィー

そういえばさぁ、気づいたことがあるんだけど。

ヨッフィー

なに?

スッフィー

オランダに来てから一度も、とんがった耳のミッフィーを見てないんだよね。

ヨッフィー

言われてみれば確かに。

売ってたグッズとかでも全然見てないなぁ。

ファーストミッフィーといわれる、一番最初に登場したミッフィーは、今のミッフィーとまるで風貌が違うのでおいといて、
私たちにおなじみのミッフィーは、ざっくり分けるとすると2種類ある。

とんがった耳のミッフィーとまるい耳のミッフィーだ。

前者は1960~70年頃に描かれたミッフィー。後者はだいたい1980年以降のミッフィー。

別にどこかに区切りがあるわけでもなく、ブルーナさん自身も意図して変えたわけでもなく、だんだんと変わっていったものらしい。

耳の形だけではなく、顔や体の輪郭、口元のバッテンなどもよく見ると変わってきているのがわかる。

私はだんぜん、まる耳派なのだが、これは人によって好みがわかれるところだ。

日本ではどちらのタイプもグッズになって売られているが、ここオランダでは、とんがり耳のミッフィーは一度も見ることはなかった。なんでだろう。

スッフィー

きっと過去は振り返らないタイプの国なんだね。

それはどうだかわからないが、30分ほどで電車はアムステルダムに到着した。

時間は17時半。ランチが遅かったのでまだお腹は空いていない。

引き続きアムステルダムでお土産を探すことにした。

ユトレヒトで買ったものも全部まる耳