オランダのメトロに乗ろう

朝食。前日の晩御飯を食べ損ねたので、今朝もとてもお腹が減っている。

昨日いろいろ学習した私たちは、朝食バイキングで美味しいものだけチョイス。無事何事もなく朝食を終えた。

今日は美術館巡りとオーケストラ鑑賞をした後に、ツアーのおまけでついてきた運河クルージングをこなすというタイトなスケジュールだ。

旅のしおりには、まずバスでアムステルダム中央駅を目指すよう書いてあったのだが、これまでバスとトラムとオランダ鉄道には乗ったので、今日はメトロにチャレンジすることにした。

宿泊しているホテルイビス・アムステルダムシティウエストから最寄り駅のイソラートルウェフ(Isolatorweg)駅までは歩いて2分ほど。アムステルダムの中心地から少し離れてはいるものの、交通の便は決して悪くない。

昨日、アムステルダム中央駅でGVB ride ticketの48時間券を買ったので、メトロも自由に乗ることができる。本当にこの券は便利。

日曜の朝8時すぎ。メトロの始発駅であるイソラートルウェフ駅には私たち以外に誰もいなかった。メトロといっても地下鉄ではない。アムステルダムのメトロはほとんどが地上を走っているようだ。

スッフィー

なんかゾンビ映画みたい。

スッフィーの言わんとしていることはよく分かった。朝もやの中、人っ子ひとりいないのに、未来的な佇まいを見せる駅のホームと車両。ディストピア感が漂う。

車両のドアが開いた。

ヨッフィー

なんかすごくおしゃれできれい。

誰もいない車両に乗り込む。まもなく電車は動き出した。次のスローテルダイク駅ではお客がちらほら乗ってきた。

車内の案内板に路線図が書いてある。現在地にランプが付くようになっていた。

ヨッフィー

えっと・・・どこで降りればいいんだっけ・・・

メトロに乗ればアムステルダム中央駅に着くと思い込んでいたのは浅はかだった。なぜちゃんと調べないまま乗ったのか。そして今日の初めの目的地はアムステルダム国立美術館、最寄り駅はライクスミュージアム(Rijks museum)駅だ。

スッフィー

やばい。このままだとどんどん美術館からも遠ざかっていく。

ヨッフィー

お、降りよう。降りてバスに乗るんだ。

降りた駅の近くにバス停があった。ここからとりあえずアムステルダム中央駅行きが出ているらしいから、そこに行けばなんとかなる。しかし・・・

スッフィー

バス来たけど・・・これGVBのバスじゃないね。チケット使えないよ。

ヨッフィー

他社のバスに乗るなんて、運賃がいくらか分からないし、難易度高すぎるよ~。

どうもそのバス停にはGVBのバスは来ないようだった。しょうがないので再びメトロに乗り、GVBのバス停がある駅で降りることにしたのだが、その先どうやって目的地にたどり着いたのか、正直覚えていない。

アムステルダム国立美術館の建物が見えてきたときは歓喜した。

スッフィー

いや~よかったよかった!なんとかなるもんだね~!

何のために旅のしおりを作ったのか(笑)。

ゾンビ感漂うメトロ。