ホテル到着&コンビニごはん

急いでバスを降りた私たち。そこはスローテルダイクというオランダ鉄道の駅だった。

バスが到着した場所は薄暗く、他の乗客も見当たらない。

ヨッフィー

とにかく反対方向に戻らないと・・・

さっき乗ってきたバスは、この終点で折り返して、再びアムステルダム中央駅に出発する様子だった。

スッフィー

またこれに乗ればいいってことよね。

運転手さんには乗り過ごしたことがバレバレだっただろう。

ともかく戻るバスがあってよかった。
その前に二人とも眠りこけていたにもかかわらず、スリとかに遭わなくてよかった。油断だらけだった。無理な計画はよくない。飛行機では眠らないといけない。いろいろ反省。

スローテルダイクからホテルまではたった2停留所だった。そんなにすごく乗り過ごしたわけでもなかった。よかった。

こうしてなんとか無事にホテルに着いた私たちは遅めの夕食を摂ることにした。
さっきアルバートハインで買ってきたピタパンとヨーグルトドリンクで腹を満たす。
(その後は死んだように眠った。)

オランダは「食事がまずい」というのはよく言われていることだ。お隣のベルギーは美食の国なのに、その食文化は地続きであるはずのオランダには入ってこなかったようだ。

オランダでは、温かい料理を食べるのは一日に一回でいい、という文化らしい。私は料理があまり得意でなく、食に対してのこだわりがそれほどないので、性に合っていると思う。不満なく暮らしていけるに違いない。

今食べているピタパンも普通においしい。ちょっとニンジンの細切りがボソボソと口に残るような気もするが、気になるほどではない。
そしておやつに買ったチョコキャラメルクッキー(アルバートハインのプライベートブランドらしい)はあまりの美味しさに驚愕した。おみやげにたくさん買って帰ろう。

オランダに来て食べたものはまだこれだけだったが、食事がまずいっていうのはきっと言い過ぎだし、そりゃフランスとかベルギーには劣るだろうけど、「オランダ料理がまずい」っていう一種のネタみたいなもので、きっと偏見よね、と思っていた。

ヨッフィー

次の日の朝食を食べるまでは。

次の日に撮ったスローテルダイク駅。モダンでオランダっぽい。