アルバートハインでto go

ゴッホ美術館を後にして、再びトラムに乗り込んだ私たちは、睡魔と闘いながらAmsterdam Centraalで下車。

レストランに行くのは眠たすぎて無理だったけど、お腹がすいてないわけではない。バスに乗る前に食料を調達しようと、駅にあるスーパーに寄ることにした。

「Albert Heijn to go」は、オランダで一番よく見かけるスーパー「Albert Heijn」のコンパクト版といったところだ。

店内は、ほぼ日本のコンビニ。冷蔵庫の中にはサンドイッチや、具材をピザ生地のようなもので巻いてあるピタパン、おにぎりみたいなものもあった。

飲み物は、ヨーグルトドリンクが非常に豊富。飲み口が広いペットボトルに入っていて、いろんな味がある。

私たちはお肉や野菜がたっぷり入ったピタパンと、ヨーグルトドリンク、甘いものも欲しくてチョコでコーティングされたキャラメルクッキーなども買うことにした。

さっきはほぼ日本のコンビニと言ったが、大きく違うところがあった。

ひとところにセルフレジが8機ほど設置してあった。自分でバーコードを読み取り、クレジットカードで支払いをする。

でも日本のセルフレジみたいに、カゴを置く場所があって重量を測っているわけでもなく、ただのテーブルにバーコード読み取り機とカードをスキャンする機械が設置してあるだけ。さらには、近くでそれを監視している人などもいない。

ヨッフィー

これっていくらでもちょろまかせるじゃん。

こんなんで大丈夫なのかな?

余計な心配かもしれないが。オランダの人たちってすごく良識あるのかも。

無事に買い物を終え、バスに乗った。あとはホテルに帰るだけ・・・。

・・・・・・。

スッフィー

やば!おかあさん!起きて!

スッフィーの声で我に返った。

ヨッフィー

ここどこ・・・?

バスはホテル前のバス停をとうに通り越し、終点の駅に到着していた。

全部美味しかったけど、このチョコキャラメルクッキーの美味しさは尋常じゃなかった。