オランダの美術館めぐり

アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)はとにかく巨大だった。

世界屈指の名画、レンブラントの「夜警」をはじめ、フェルメール、フランス・ハルスなどの中世絵画の傑作、オランダ絵画や、骨董、家具、ジュエリー、楽器なども鑑賞できる。

建物からして美しい。アムス中央駅と同じ設計者らしい。壁や天井など、随所に描かれた装飾画やステンドグラスも見事である。

こちらではゴッホ美術館とは違い、写真撮影OK。すごい絵たちと一緒に写真が撮れてしまう。さっそくレンブラント「夜警」の前でパチリ。

スッフィー

「夜警」の前、通るたびに人が増えていってるのウケる。

絵画について、多少は予習していくのがおすすめ(私はほとんど無知だったので勉強していってよかった)。お目当ての絵画があるだけで、がぜん回るのが楽しくなるものである。

もちろんフェルメールはお目当てのひとつ。フェルメールといえば青い色彩が美しいことで有名だが、当時青い絵の具はとても高価だったらしい。

ヨッフィー

この青い絵の具を買った金の出どころはどこなのか。

他に印象的だったのはイヴサンローランのモンドリアンドレス。それからドールハウス。こういうものはいくつになってもそそられる。

チェンバロ的なものや弦楽器、木管楽器もたくさん。クラリネット吹きのスッフィー喜ぶ。

あと、オランダと海外との関係に関する展示室には、長崎の出島の模型もあって「おおっ」ってなった。

感想が稚拙で申し訳ないが、とにかく広いし興味深いものが多くて、気づけば予定していた時間をオーバーしていた。

ヨッフィー

やばい。時間押してる。市立美術館も行かなきゃ。

アムステルダム市立美術館。その外観から「バスタブ」とも呼ばれているその建物は、国立美術館とは対照的に、中の造りもだいぶモダンだった。

有名どころだと、ピカソ、モンドリアン、ゴッホやセザンヌの絵もあった。マティスの作品にはブルーナさんが強く影響を受けたらしい。小ぢんまりしていながら、なかなか充実の展示だ。

その他はモダンアートがいっぱい。怖い絵。安定のイス。自由に落書き?してよい壁。セサミストリートに出てきそうな毛むくじゃらの人形。

スッフィー

現代アートって感じだなあ。

「夜警とヨッフィー」