長~いフライト
成田からアムステルダムへは約11時間半。さすがに長い。
でも今のところはそれほど退屈さを感じない。
搭乗してから、おやつ+ドリンク→ごはん+ドリンクと矢継ぎ早にサービスがやってきて、
しばらくすると機内の照明が暗くなった。
もう寝ろってこと・・・?
はっきりと時間は覚えていないが、体感的にはまだ夕方。
はじめてのオランダ旅行に興奮しているせいもあるし、寝れるわけがない。
でももう機内は暗くなっているし、スッフィーとぺちゃくちゃ喋るのもはばかられる。
途端に退屈になってきた。スッフィーにチラッと目をやると、映画を見始めたようだ。
私も・・・映画観よ・・・
その後またおやつタイムとごはんタイムが1回ずつあって、ドリンクサービスはそれ以上に回ってきたが、
トイレの事を考えると
ノーセンキュー。
と、かなり断った。
最後の方はなかなかしんどかった。
寝てみようかと目を瞑ったり、でもやっぱり寝れなくてゴソゴソしてみたり、エコノミークラス症候群にならないようにつま先を曲げたり伸ばしたり、落ち着きのない人になっていた。
映画は結局着くまでに4本も観てしまった。だって全然眠くなかったんだもん。
そして、ついに、ようやく飛行機が着陸に向けて降下を始めた。
やったー!もうすぐ降りれる!長かったよー!
と、今度は隣に座っている優しい奥様がゴソゴソ動き始めた。
丁寧にお化粧直しをして、ハンドクリームを指の先まで摺りこんでいる。
この人・・・だいぶ旅慣れしてるな・・・
あとで分かったことだが、それもそのはず、このお方は旅行会社の添乗員さんだった。そして、まわりを固めていた日本人は、その旅行会社のツアー御一行様だったのだ。